藤井七段 羽生九段との対戦当面お預け 王座戦挑戦者決定T1回戦敗退

[ 2019年6月4日 05:30 ]

佐々木五段に敗れた藤井七段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の藤井聡太七段(16)は3日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第67期王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で佐々木大地五段(24)に敗れ、ベスト8入りを逃した。勝てば2回戦で羽生善治九段(48)との2度目の対戦が実現する予定だったが、両雄の再対決はしばらくお預けとなった。

 前期はベスト4入りと活躍した縁起のいい棋戦で、前期最多勝に輝いた佐々木に終盤はリードを奪うシーンもありながら逆転負け。「リスクの取り方を間違えたかも」とうなだれた。

 これで王座戦は敗退。昨年2月以来となる羽生戦も逃した藤井は「また力をつけて頑張りたい」と話した。その羽生は4日の王位戦挑戦者決定リーグ戦プレーオフ・対永瀬拓矢叡王(26)戦で歴代単独最多の1434勝目を目指す。

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2019年6月4日のニュース