ヒロ寺平 9月末でラジオDJ引退「業界の環境が特にこの1年で息苦しいものに」

[ 2019年6月4日 10:36 ]

引退を発表したDJ・ヒロ寺平
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 関西を代表する大御所ラジオDJの1人、ヒロ寺平(67)が3日、FM COCOLOの担当番組「HIRO T’S AMUSIC MORNING」(月~木曜前6・00)の生放送で、9月末でラジオDJを引退することを発表した。

 突然の表明に、「僕もこんな日が来るとは1年前は思っていなかった」と吐露。「体力の衰えはなく、パワーや気力もある」と健康面が理由でないことを強調し、「ラジオ業界の環境が特にこの1年で息苦しいものに変化。危機意識への温度差を埋められず引退を決めた」と説明した。

 1989年のFM802開局直後から、13時間の生放送を約10年間続けるなど看板DJとして活躍。2013年に同局が運営するFM COCOLOに移籍後も、「ヒロT」の愛称で“朝の顔”として親しまれている。「天職を去るのは万感の思い。まだ元気やけど時期がきた」と語った。同局よると、引退は本人の意向。同局関係者数人のみに伝えられていたという。 

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2019年6月4日のニュース