佐々木すみ江さん 90歳で死去 「ふぞろいの林檎たち」など名脇役

[ 2019年2月20日 05:30 ]

佐々木すみ江さん
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 TBSドラマ「ふぞろいの林檎たち」やNHK大河ドラマ「篤姫」などに出演した女優の佐々木すみ江(ささき・すみえ、本名青木すみ江=あおき・すみえ)さんが亡くなったことが19日、分かった。90歳。東京都出身。所属事務所は「亡くなったのは事実ですが、詳細は20日午後に発表します」とした。

 昨年11月に亡くなった赤木春恵さん(享年94)とともに名脇役として知られ、「ふぞろいの…」「篤姫」やNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」など、物語のキーマンとして味のある演技が評価された。500以上の作品に出演し、47都道府県全ての方言を覚えているほどだった。

 1948年に日本女子大を卒業し、51年に「劇団民芸」に入団。同年「その妹」で初舞台を踏んだ。舞台で活躍した50〜60年代には1メートル60と当時では高かった身長としっかりした目鼻立ちから「和製ソフィア・ローレン」とも呼ばれた。

 51年に元産経新聞編集局長の青木彰さんと結婚。2人は学生時代に青年文化活動の場で出会って交際。青木さんは筑波大教授も務め、司馬遼太郎さんとも親交が深かった。おしどり夫婦として知られ、03年に亡くなった青木さんについて、七回忌の場で「何も言わずに逝っちゃって、今度会ったら蹴っ飛ばしてやる」と笑いながら、祭壇に向かって語り掛けていた。

 芝居に関して一切妥協しない姿勢から「鬼の佐々木」と呼ばれることも。それでも中井貴一(57)や、NHK連続テレビ小説「さくら」などで共演した浅田美代子(63)ら佐々木さんを慕う共演者は多く、昨年亡くなった大杉漣さん(享年66)も演技や人柄にほれ込んでいた。また1人、周囲から慕われた“日本のお母さん”が生涯の幕を閉じた。

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