渡辺えり 京都愛よりジュリー愛!?「沢田研二さんが育った街」への思い告白

[ 2018年11月12日 17:21 ]

大阪市内で会見した渡辺えり(右)とキムラ緑子
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 女優の渡辺えり(63)が12日、大阪市内で主演舞台「喜劇 有頂天団地」(来年1月12〜27日、京都・南座)のPR会見を開いた。

 今月新装オープンした南座。歌舞伎以外が上演されるのは同公演が初となる。「私も芝居を始めて40周年。新しい南座で新年からやらせていただけて光栄」と笑顔。女優・キムラ緑子(57)との掛け合いが好評の“有頂天シリーズ”第3弾で、「緑子ちゃんとはウマが合って、面白くやれる。南座では漫才のようにのびのびできれば」と意気込んだ。

 同作では、マイホームに暮らす専業主婦を演じる。「おとなしく自立していない主婦役。夫が居ないとダメ、みたいな役は初めて」と説明。慣れないキャラ、せりふに笑いがこみ上げるようで、「ふき出さないようにしないと」と苦笑いした。

 また、京都への思い入れについて「(故中村)勘三郎さんが南座の舞台に出られた後、よくバーや飲み屋さんに連れて行ってくれた。修学旅行でも来たし、祖父が京都で住職をやっていた。あとは何と言っても、沢田研二さんが育った街!」と熱弁。その後も「うちのテレビがモノクロだった時代、紅白歌合戦の時にカラーテレビがある友達に“今、ジュリー何色の服着てる?”って電話した」と、京都愛以上?のジュリー愛を告白し、笑わせた。

 キムラは「京都で学生時代を過ごし、35歳で上京するまで劇団で活動していた」と語り、「青春、一番の貧乏時代を過ごした場所」と強調。「南座は当時の私には別世界。私は小っちゃな劇場でやってたので、まったく無縁でした」と自虐的に振り返り、新装南座への出演を喜んでいた。

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2018年11月12日のニュース