小栗旬「ゴジラVSコング」で初ハリウッド 重要役どころに「ひたすら興奮」

[ 2018年11月12日 06:10 ]

俳優の小栗旬
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 俳優の小栗旬(35)が、2020年公開予定の米アクション大作「ゴジラVSコング(仮題)」(原題GODZILLA VS.KONG)に出演することが決まった。小栗にとっては初のハリウッド進出。クランクインを間近に控え「今はひたすら興奮しています」と気持ちを高揚させている。

 「ゴジラVSコング」は米ワーナーとレジェンダリー・ピクチャーズの製作で、2014年の「GODZILLA ゴジラ」に始まる“モンスターシリーズ”の最新第4作。ストーリーは極秘扱いだが、文字通りゴジラとキングコングの日米2大モンスターの激しいバトルが描かれる。国内で配給する東宝によると、小栗は「重要な役どころ」でその一翼を担う。

 プロデューサーのアレックス・ガルシア氏(39)によれば、アダム・ウィンガード監督(35)が小栗主演の「クローズZERO」シリーズなどを見る機会があり、「彼の仕事を高く評価している」と絶賛。小栗は渡米し面談を受けた。「ハリウッド映画への憧れはもちろんありましたが、そのハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした。しかし、レジェンダリーの皆さんの情熱にふれて、そのハードルにチャレンジしたい意欲が湧いてきた」とビッグチャンスをつかんだ。

 撮影はハワイ、オーストラリアなどで行われ、全米では20年5月22日の公開が決まっている。小栗は「わが国が作り出したゴジラが広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれる。演技者として作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたい」と腕を撫している。

 ≪渡辺謙ら日本人俳優続々≫最近の日本人俳優の主なハリウッド進出は、渡辺謙(59)が2003年「ラスト・サムライ」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、その後「GODZILLA ゴジラ」、来年5月31日に世界同時公開が決まった「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」などに出演。真田広之(58)も「ラスト・サムライ」をきっかけに、現在もロサンゼルスを拠点にドラマを中心に活躍。ローラ(28)が16年の「バイオハザード:ザ・ファイナル」に出演したのも話題となった。

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2018年11月12日のニュース