山本譲二“オヤジ”北島三郎の心中思いやる「FAXで済んだのかもしれないが…」

[ 2018年3月8日 12:25 ]

山本譲二
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 歌手の山本譲二(68)が8日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。演歌歌手の北島三郎(81)の次男で作曲家の大野誠さんが亡くなったことを受け、涙ながらに早すぎる死を悼んだ。

 山本は北島の愛弟子にあたる。親交が深いだけに、突然の訃報に触れ、「昨日、名古屋に居て、それで電話が入りまして、とても信じられなくて…。(誠さんは)とても優しくて、明るくて、本当にいいやつだったですよ」とうつむいた。

 北島の会見の映像を見守り、目を潤ませ、「俺たちはいつも世間様を相手に歌を歌わせてもらっているんだよ。決して一人で生きているんじゃない。世間の皆さんが俺たちを支えてくれる。だから、俺たちはこの道を歩いていけるんだよ。だから、山本、世間に背を向けちゃいけない」と北島の言葉を引用し、「本当は心境を書いて、FAXで済んだのかもしれない。オヤジにはそういう信念がありますから、世間様の前に立って、一つ一つの質問を、涙をこらえながら、たまには涙を流して、丁寧に語ってました。そのオヤジの顔と言葉と声は僕らには響くんです。本当にオヤジに会いたいっす」と絞り出した。

 「とにかく早くオヤジに会いたい。きょうの夕方でも八王子に行こうと。(小金沢)昇司、お前も来いと。行くだけ、行くぞと。そういう気持ちです」と続けた。

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2018年3月8日のニュース