村田諒太 初防衛戦のため招へいした外国人パートナーとのスパ公開「やっぱり倒して勝ちたい」

[ 2018年3月8日 16:03 ]

クォールズ相手に2Rのスパーリングをする村田
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が8日、東京・神楽坂の帝拳ジムで、4月15日の初防衛戦(横浜アリーナ)へ向けて招へいした外国人パートナーとのスパーリングを公開した。今回は以前からのパートナーであるアドリアン・ルナ(28=メキシコ)に加え、新たにブランドン・クォールズ(31=米国)とジョシュア・コンリー(25=米国)を招へい。この日はクォールズと2ラウンドのスパーを披露した。

 初防衛戦で挑戦者として迎える同級8位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)は身長1メートル78のオーソドックスタイプ。同じく1メートル78のクォールズは1ラウンド目、回転力のあるジャブを突いてきたが、村田はワンツーで突き放すと、プレッシャーをかけて追い込み、右ストレートや左ボディーをさく裂させた。2ラウンド目は村田が終始追いかける展開。ガードの上からも右を打って後退させるなど圧倒した。

 ミット打ちなどでも汗を流した村田は「(クォールズは)スピードがあって動いてくれるので、いい練習になる」とコメント。パートナーは自身よりひと回り小さいが、「ミドル級では僕よりデカいのはあまりいない。(15年5月のプロ7戦目で対戦した)アタイデがデカいと言われていたけど、実際はそうでもなかった。今日のパートナーは(ブランダムラに)似ていると思う」と話した。現時点では「凄くいい調子でできている。(王座を奪取した)エンダムとの2戦を終えてプレッシャーについても成長できてるのかなと思う」と順調な調整ぶりを口にし、「誰とやっても前へ出てプレッシャーをかけて、右を打ち込んで左を返す、相手が嫌になるまで打つってことは変わらない。やっぱり倒して勝ちたい」と抱負を述べた。

続きを表示

芸能の2018年3月8日のニュース