広澤克実氏 大山不在の阪神打線 今は近本、中野、森下、輝の上位4選手が頑張るしかない

[ 2024年6月16日 05:15 ]

交流戦   阪神2ー6ソフトバンク ( 2024年6月15日    みずほペイペイD )

広澤克実氏
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 【広澤克実 視点】近本が1番に戻り2番・中野、3番・森下、4番・佐藤輝…というオーダーになった。初回は近本が内野安打して二盗、無死二塁でさあ、あとは頼んだぞという形はつくった。 試合結果

 終わってみれば2―6の敗戦。劇的な変化とはならなかったが、大山がいない今は、この4選手が上位打線を組んで頑張るしかない。明らかに、みんないい状態ではないが、こういう時こそ、中心となって引っ張っていかなければならない。

 大山がファームに降格して再調整。時間がたてば、もしくはコンディションが上向けば…という要因の不振ではない。技術面での修正が必要。内角球と外角球では打つポイントは違う。真っすぐと変化球もそう。スイングの軌道ではなく、タイミングの取り方をもう一度、見直すべきだ。

 そして時間を区切るのではなく、自分のタイミング、いわば自分の打撃を取り戻すまではファームで、もがけばいい。昇格してくるときは、「4番」以外にはない。そうでないと、今の時間は意味がない。4番・大山、そして5番・佐藤輝で昨年と同じ打順になることがベター。先に挙げた4選手がこの日の並びで、大山の復帰を迎え入れるのがチームとして望ましい。

 佐藤輝は6回に右翼線に二塁打を放った。逆に8回無死一、二塁では左飛に倒れた。6回の二塁ベース上での喜び方、8回の凡打の際の悔しがり方を見て、気持ちがまだ全然、切れていないことがうかがえた。周りから、さまざまなことを言われるのは、もう佐藤輝の宿命。この打撃成績と守備成績では居心地は悪いだろうが、それでも前を向き、実にいい表情だった。(スポニチ本紙評論家)

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