西武・今井 初の開幕投手で7回11K零封 楽天・早川との同学年対決「すごく楽しかった」 再戦にも意欲

[ 2024年3月29日 22:47 ]

パ・リーグ   西武1―0楽天 ( 2024年3月29日    楽天モバイル )

<楽・西>楽天に勝利しポーズを決める今井(撮影・会津 智海)
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 西武の今井達也投手(25)が楽天との開幕戦(楽天モバイル)に先発。自身初の開幕投手の大役に快投で応え、勝利を飾った。

 三振の山を築いた。4回には浅村から高め直球で空振り三振。5回先頭のフランコからは最後スライダーで3球三振。浅村からは3打席連続三振。許した2安打はいずれも詰まった当たりが内外野の間に落ちる安打で、楽天打線に芯を捉えられた打球はなかった。

 今井はお立ち台で「古賀とも話して、初回から飛ばしていこう、いけるとこまでいこうという話だったので本当によく古賀がリードしてくれたなと思います」と“相棒”に感謝。初の開幕投手については「本当にやってやろうという一心だったので、本当に初戦良いスタートが切れたなと思います」と7回116球を投げて2安打11奪三振零封と大役を果たした。

 楽天先発は同学年の早川。プロ初対決となったが「早川君との投げ合いということで先にマウンドを降りることはしたくなかったんですけど、本当に絶対に投げ勝ってやるという気持ちで、絶対勝つんだという気持ちで投げました」と気合が入っていた。

 16年夏の甲子園、作新学院のエースとして早川擁する木更津総合との準々決勝で対戦し勝利して以来の投げ合いとなり「すごく楽しかったなと思いますし、また当たる時もあると思うんでまた次回も頑張りたいなと思います」と早くも再戦を心待ちにしていた。

 これで今井は21年から3年越しの楽天戦10連勝。西武にとっては3年ぶりの開幕戦白星だった。今井は「明日も隅田がいいピッチングしてくれると思うので、また熱い声援よろしくお願いします」とファンに呼び掛けた。

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