巨人・佐々木俊輔がプロ初安打! 巨人新人23年ぶり開幕戦スタメンで阿部、仁志に続けるか

[ 2024年3月29日 19:07 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年3月29日    東京D )

<巨・神>3回2死二塁、佐々木は内野安打を放つ(投手・青柳) (撮影・須田 麻祐子)
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 巨人のドラフト3位ルーキー、佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)が29日に行われた阪神との開幕戦(東京D)に「1番・中堅」で先発出場。3回の第2打席で早くもプロ初安打をマークした。

 0―0で迎えた3回、2死二塁で迎えた第2打席だった。相手先発右腕・青柳晃洋投手(30)から4球連続ファウルで粘った7球目。内角への142キロ直球に詰まらせられた打球はボテボテのゴロとなって青柳のグラブへ。その間に俊足を飛ばして一塁ベースを駆け抜けて青柳は投げられず、内野安打となった。

 なお、初回の第1打席は初球ツーシームがバットの先に当たり、二ゴロだった。

 東京都出身の佐々木は帝京、東洋大、日立製作所を経て2023年ドラフト3位で巨人入り。開幕前のオープン戦では16試合に出場して打率.400(45打数18安打)、7打点の好成績を残し、開幕1軍を勝ち取った。

 巨人新人選手の開幕スタメンは2000年ドラフト1位入団で、今季からチームの指揮を執る阿部慎之助監督(45)が2001年3月30日の阪神戦(東京D)で「8番・捕手」に入って以来23年ぶり。斬り込み隊長となる1番での起用は1996年の仁志敏久(日本生命)以来28年ぶりの快挙となった。

 伝統の一戦でのデビューとなった佐々木は「1番が出たら盛り上がるだろうし、球数を投げさせたらベンチも盛り上がってくれるだろうし。そういった意味では一番大事な役割。自分ができることをしっかりやりたい」と話していた。

 なお、阿部はプロ初打席初安打初打点を含む4打点、仁志はプロ初打席初安打を含む3安打という華々しいデビューを飾ったが、佐々木も偉大な先輩たちに続けるか。

 

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