大谷翔平は本拠デビュー打席でいきなり二塁打 オーバーランで走塁死もファン総立ちで熱狂

[ 2024年3月29日 05:24 ]

ナ・リーグ   ドジャース-カージナルス ( 2024年3月28日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カージナルス>初回、二塁打を放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29)、本拠地開幕戦となったロサンゼルスでのカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席で二塁打を放った。

 初回、先頭・ベッツが四球で出塁し無死一塁で迎えた第1打席、1ボール2ストライクからの4球目、外角低めのチェンジアップにバットを合わせ、右翼線へ弾き返した。

 二塁を回ったところでオーバーランしてしまいタッチアウトとなったが、ファンは総立ちでスーパースターのデビュー打席での長打に熱狂した。

 韓国・ソウルでの21日のパドレス戦の2打席目から13打席連続無安打が続いていたが、公式戦の本拠地デビュー戦初打席で待望のHランプを灯した。

 専属通訳だった水原一平氏が違法賭博問題などで21日の試合前に解雇。その後、25日に自らの言葉で関与を完全否定したものの、米韓の長距離移動や時差の影響もあり、水原氏解雇後の4試合は11打数1安打。25日に「気持ちを切り替えるのは難しい」と語ったように、心身ともすり減っていた。

 それでも満員のファンで埋め尽くされた本拠ドジャースタジアムでの開幕戦で大声援を受け、期待に応えるように安打を放ち“水原ショック”の影響をバットで振り払った。

 試合前のセレモニーでは「ショーヘイ・オータニ!」とコールされると、一番の歓声を浴び手を振ってグラウンドに入った。

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