ヤクルト・西川がMVP!9回大ピンチでジャンピング好捕→内野手並みのグラブトス お立ち台で拍手浴びる

[ 2024年3月29日 21:53 ]

セ・リーグ   ヤクルト7-4中日 ( 2024年3月29日    神宮 )

<ヤ・中>9回、中田の打球をジャンピングキャッチする西川(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトに新加入した西川遥輝外野手(31)が、開幕戦となった29日の中日戦で好プレーを見せた。

 7-3とリードして迎えた9回だったが、田口が無死満塁のピンチを背負い、中日4番の中田を迎えた。中田の打球は左中間を破るかという大きな当たり。だが、この打球を西川が背走しながらジャンプして好捕した。

 そのままフェンスに激突したが、倒れ込む瞬間に中堅・塩見にグラブトスする“曲芸”のような好プレー。中日は結局、犠飛の1点のみで反撃の芽を摘まれた。

 「2番・右翼」でスタメン出場したこの日は打撃でも貢献。3回には同点犠飛。8回にはダメ押しとなる2点適時三塁打を放った。

 試合後、お立ち台に呼ばれた西川は「こんばんは~」とツバメ党にあいさつし「まだ142試合あるんで。始まったばかりです」と笑わせた。

 9回の好守については「ボールを追いかけて手を出したら入った。本当に良かった」と笑顔を見せ、さらに3回で負傷交代した山田について「哲人がいなくなってしまって、みんなが哲人のためにも、という声が出ていた。後で哲人にいい顔で会えるな、と思います」とお立ち台で話し、「残り142試合、応援よろしくお願いします」とファンにお願いして、球場を埋めた満員のファンから拍手喝さいを浴びた。

 このプレーがSNSでも話題となり、X(旧ツイッター)では「西川遥輝」がトレンド入りする盛況。「きょうのヒーローは流石に西川遥輝だろ」「西川遥輝さん今後ずっとスワローズに居てください」「西川遥輝くんが輝いていた!」など、称賛する声があふれかえっていた。

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