ロッテ打線沈黙1点だけ 2年連続開幕黒星 日本ハム・伊藤大海に9K喫する 新加入ソトは無安打2三振

[ 2024年3月29日 21:32 ]

パ・リーグ   ロッテ1ー4日本ハム ( 2024年3月29日    ZOZOマリン )

<ロ・日>5回、ソトは二ゴロに倒れる(撮影・長久保 豊)
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 ロッテは、5年ぶり本拠地ZOZOマリンでの開幕戦で日本ハムに1-4で敗れ、2年連続黒星発進となった。

 2年連続の開幕投手となった小島は、初回、先頭の松本剛を中飛に仕留めると、続くスティーブンソン、万波を連続空振り三振と、3者凡退に抑えた。

 2回、先頭のマルティネスに四球を許すも続く野村を遊ゴロ併殺打でしのぐ。

 しかし3回、先頭の水野に右中間を破る三塁打を打たれ、続く奈良間には2球で追い込んでから粘られ四球を与え無死一、三塁のピンチ。初の開幕スタメンとなった9番・田宮に低めのスライダ―を中前へ弾き返され先制点を献上するなど、この回2点を失った。5回も先頭に出塁を許し、1死二塁で松本剛にまたも低めのスライダーを捉えられ、左中間への適時三塁打を許し追加点を奪われた。

 その裏、打線は2死から佐藤都が右前打で出塁、続く友杉の三塁ベース直撃二塁打などで満塁に。絶好機で打席に立った新加入のソトだったが、二ゴロに終わり、スタンドからは大きなため息が聞こえた。

 6回からは国吉に継投。メジャー通算108本塁打のレイエスに来日1号となるソロを浴びたが後続を抑え、回またぎで2回1失点。8回は横山が、9回は鈴木が無失点に抑えた。

 しかし打線は沈黙。2番・ソト、3番・ポランコと“超攻撃的打順”で臨むも、日本ハム先発・伊藤の抜群の制球力に苦戦し得点を奪うことができず、6回まで4安打9三振と抑え込まれた。ソトは4打数無安打2三振に終わった。

 9回、相手守護神・田中正からポランコ、山口が安打で出塁し無死一、三塁。5番・安田が左翼へ犠飛を放ち1点を返すも反撃はここまで。吉井監督体制では2年続けての開幕黒星となった。

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