カブス・鈴木誠也は第3打席で二塁打放ち今季初安打 チームは昨季16勝の開幕左腕が負傷降板

[ 2024年3月29日 10:42 ]

インターリーグ ( 2024年3月28日    カブス-レンジャーズ )

6回、二塁打を放った鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)が28日(日本時間29日)、開幕戦となった敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・右翼」で先発出場。6回の第3打席で二塁打を放ち、今季初安打をマークした。

 初回の第1打席は投ゴロ、4回の第2打席は中飛に倒れたが、1-1の6回2死走者なしから左翼線へ二塁打を放った。今季初安打でチャンスメークすると、次打者・ベリンジャーの適時二塁打で生還。一時勝ち越しとなるホームを踏んだ。

 ただ、チームは開幕投手を託した昨季16勝の先発左腕・スティールが5回にゴロを自ら処理した際、一塁へ送球後に転倒。左足を負傷し、降板するアクシデントに見舞われた。

 メジャー3年目の今季、オープン戦は規定打席不足ながら15試合で打率・459。6本塁打は両リーグ3位タイで、二塁打5本と合わせた長打11本は両リーグトップ。強打者を表す指標である「OPS(長打率+出塁率」は1・593と驚異的な数字を残した。

 昨季は138試合に出場し、日本人の右打者として初めて20本塁打を放ち、打率・285、74打点の成績を残したが、あと一歩のところでプレーオフ進出を逃した。

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