DeNAドラ1・度会 4度絶叫「最高でーす!!」 開幕戦いきなりお立ち台でおなじみパフォーマンス

[ 2024年3月29日 21:40 ]

セ・リーグ   DeNA4-3広島 ( 2024年3月29日    横浜 )

<D・広>3回、3ランを放ち石井コーチ(左)に迎えられる度会(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝外野手(21=ENEOS)が29日、広島との開幕戦に「1番・右翼」でデビュー。1号アーチを含む4打数1安打3打点をマークした。チームは4-3で競り勝ち、5年ぶりに開幕戦を勝利で飾った。

 決勝犠飛の大和、勝利投手のウェンデルケンとともにお立ち台に上がった。「ありがとうございまーす!」と元気よく挨拶。お立ち台からの景色を聞かれ、「最高でーす!」と大喜びだった。

 12球団1号と聞かされ「ほんとですか?!最高でーす!」と大ガッツポーズ。感謝を伝えたい人を聞かれ「いつも温かい声援をおくってくれるファンの皆様のおかげで打てたホームランだったと思う。これからも死に物狂いで全力プレーで頑張ります!応援のほどよろしくお願いいたします!」と初々しく感謝した。社会人時代からの名文句を繰り返し、「もうやりすぎたんでいいんじゃないかと思い…最高でーす!!」とパフォーマンスもバッチリ。「これからも全力プレーで頑張ります!応援よろしくお願いします!」と叫んだ。

 初打席では父の現役時代の登場曲「アース・ウインド&ファイアー」の「レッツ・グルーヴ」で入り、初球をフルスイング。2球目の外角球を打ちに行ったが、二ゴロだった。

 3点を追う3回、1死一、二塁から値千金の同点3ラン。場内はどよめきと大歓声に包まれ、度会はド派手なガッツポーズを決めて吠えた。球団では大洋時代の60年、黒木基康が放って以来64年ぶりの新人開幕本塁打となった。

 5回の第3打席は右飛、7回の第4打席は一ゴロだった。

 守っては初回の右翼守備では先頭・菊池の右前への打球に対応したが、照明に視線をさえぎられて捕球できず(記録は右前打)。それでも体ごとで打球を前に落とし、長打は許さなかった。6回には頭上を越されそうな当たりを背走しながらジャンプして好捕。フェンスに激突しながらのファインプレーに、場内からは「隆輝コール」が沸き起こった。

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