前楽天監督・石井一久氏 メンバー交換にまつわる秘話激白 “顔面蒼白”大型連敗中の敵将に「大丈夫かな」

[ 2024年3月29日 14:46 ]

ベンチで試合を見つめる楽天監督時代の石井一久氏(右)
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 楽天前監督で今季から球団取締役シニアディレクターに就任した石井一久氏(50)が、28日から始まった「すぽると!on TVer」に出演した。

 フジテレビでは今月31日から「すぽると!」が8年ぶりに復活。それを機に見逃し無料配信動画サービス「TVer」でも初めてデイリーライブ配信を開始することになり、石井氏もコメンテーターとして出演が決定した。この日は開幕を控えた米大リーグや日本のプロ野球のニュースなどを中心に配信した。

 その中で石井氏は楽天監督を務めた前年までの思い出を披露。開幕を前日に控えた監督時代の心境を聞かれると「監督の前日は期待しかない。不安はある程度オープン戦で消化してきているので、1勝1勝積み重ねるという気持ちで明日を迎えると思います」と明かした。

 また、楽天の今江新監督については「若さを前面に出して、球団は20周年なので、東北のファンの方々に初優勝の時のような笑顔を届けてほしい」とエールを送った。

 さらに「メンバー交換」にまつわるエピソードも披露。試合前に監督同士でベンチ入りメンバーを記した紙を交換する通例があるが、「メンバー交換する時に勝っている時の相手の監督の顔っていいんですよ、顔色が。去年はソフトバンクの藤本さんがすごい負けている時だったので、ちょっと落ち込んでいる感じで、“大丈夫かな”と。その下の順位にいる僕が思っていて」と思い出して苦笑いを浮かべた。ソフトバンクは昨年、12連敗を喫するなど苦しい時期もあった。

 そのうえで「新庄さんも野球界を良くしようとしていて。メンバー交換の時も“頑張ろうね”とか、声をかけてくれた。勝てばいいだけではなくて、みんな野球界を盛り上げようと思っていますね」と日本ハム・新庄監督の思いも明かしていた。

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