ソフトバンク開幕戦8連勝!小久保監督は初陣1勝 山川の移籍後1号がV弾 有原7回途中1失点王者斬り

[ 2024年3月29日 21:04 ]

パ・リーグ   ソフトバンクーオリックス ( 2024年3月29日    京セラD )

<オ・ソ>初勝利の小久保監督は決勝打の山川からウイニングボールを受け取り笑顔(撮影・井垣 忠夫)
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 プロ野球は29日、セ・パ両リーグが開幕。ソフトバンクはリーグ3連覇中のオリックスと対戦。1―1の7回に西武から新加入した山川が決勝の移籍後1号ソロを放った。投げては自身3度目の開幕投手を務めた有原が7回途中1失点の好投で、開幕戦では初勝利となった。今季から監督に就任した小久保監督は初陣星を挙げて、チームは17年から開幕戦8連勝となった。

 打線は初回1死走者なしで今宮が右中間への三塁打で出塁。続く3番・柳田の右犠飛で先制に成功した。その後、同点に追いつかれて1―1で迎えた7回。先頭の山川がボールカウント1ー1からオリックス先発の宮城が投じた3球目の150キロの直球を打ち返すと、打球を右中間スタンドに運んだ。今季チーム1号が勝ち越しの一発となった。

 その後もチャンスが続き、1死一、二塁で甲斐の左前適時打で加点し、リードを2点に広げた。

 投げては有原が日本ハム時代の2020年以来となる自身3度目の開幕投手の大役を務めた。先制点をもらった1―0で迎えた初回のマウンドだったが、2死一、二塁のピンチを招く。5番・宗にレフトへの二塁打を浴びて、同点に追いつかれた。

 その後、2回以降は出塁を許しながらも無失点に抑えた。

 援護点をもらって3―1で迎えた7回。2死走者なしから杉本に四球を許し、続く代打・セデーニョに右前打を浴びて2死一、三塁のピンチでマウンドを降りた。有原が6回2/3、104球を投げて7安打1失点で降板し、2番手の松本が西川から空振り三振を奪ってピンチを切り抜けた。

 その後は8回藤井、9回は守護神オスナが抑えて開幕戦白星を飾った。

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