日本ハム・伊藤 “球団初”道産子開幕投手勝利に喜び「盛田幸妃さんの思いも背負いながら投げたので…」

[ 2024年3月29日 22:28 ]

パ・リーグ   日本ハム4ー1ロッテ ( 2024年3月29日    ZOZOマリン )

<ロ・日>5回1死、中村奨から三振を奪い吠える伊藤(撮影・長久保 豊)
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 日本ハムの新庄剛志監督(52)が就任3年目にして初となる開幕戦白星発進。敵地ZOZOマリンでのロッテ戦を4ー1で制し、球団としては19年以来(○7ー3オリックス)5年ぶりの開幕戦勝利。2年連続最下位からの巻き返しを期待させる“大航海”へと乗り出した。

 プロ4年目で初の開幕投手を任された伊藤は6回101球、4安打9奪三振、与四球1の無失点という快投で勝利投手に。開幕投手が白星を手にするのはチームとして15年の大谷翔平投手(29=現ドジャース)以来。今季のチームスローガンは「大航海」とあって、その右腕で力強く船出をけん引して見せた。

 伊藤は試合後のヒーローインタビューで“球団初”の道産子開幕投手としての勝利を手にしたことを問われ「最高です!!」と喜びの声。地元の鹿部町ではパブリックビューイングが行われていたことが伝えられると「僕の生まれた97年に(元横浜で同町出身の)盛田幸妃さんも開幕投手を努めていたということで…そういう思いも背負いながら投げたので、しっかり勝つことが出来て嬉しいです」と話した。

 最後に「本当に最高の船出になったと思います。いろんな天候があり、なかなか前に進むことができない時期も来るかもしれませんが、選手も頑張ります。ファンの皆さんも一緒に船を前に進めることを考えて応援してください。よろしくお願いします」とチームスローガンを絡めた言葉で締めくくった。

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