吉兆だ!DeNA度会 新人の開幕戦本塁打は球団64年ぶり 前回1960年はチーム初のリーグV、日本一

[ 2024年3月29日 21:46 ]

セ・リーグ   DeNA―広島 ( 2024年3月29日    横浜 )

<D・広>広島に勝利し、関根(左)と抱き合う度会(撮影・平嶋 理子)
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 DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手が、公式戦デビューとなった開幕戦でプロ初アーチの1号3ランを放った。

 新人の開幕戦本塁打はセ・リーグでは14年の西浦直亨(ヤクルト)以来6人目。球団では1960年の黒木基康以来、64年ぶり2人目の快挙だ。

 60年といえば、DeNAの前身の大洋ホエールズが球団初のリーグV、そして日本一に輝いた年だ。
 黒木は高鍋高3年時に夏の甲子園に出場。宮崎県勢の甲子園出場は初だった。

 卒業後、社会人の日鉄二瀬を経て日大に入学。60年に大洋に入団した。

 その1年目、開幕戦は4月2日の中日戦(中日球場)。黒木は「6番・右翼」でスタメン出場し、0―4で迎えた7回1死での第3打席で左翼にソロ本塁打を放った。

 黒木はこの年、チーム最多の22盗塁をマークするなど優勝に貢献。しかし鎖骨を骨折したことで日本シリーズは不出場だった。
 その後は一本足打法に取り組み、65年にはリーグ3位の25本塁打をマークするなど活躍し、球宴にも初出場した。

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