DeNAドラ1・度会 第1打席は二ゴロ 球団15年ぶり新人1番打者、大注目の中で

[ 2024年3月29日 19:21 ]

セ・リーグ   DeNA-広島 ( 2024年3月29日    横浜 )

<D・広>初回、度会は二ゴロに倒れる(撮影・平嶋 理子)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝外野手(21=ENEOS)が29日、広島との開幕戦に「1番・右翼」でデビュー。第1打席は二ゴロだった。

 初回の守備では先頭・菊池の右前への打球に対応したが、照明に視線をさえぎられて捕球できず(記録は右前打)。それでも体ごとで打球を前に落とし、長打は許さなかった。

 初打席では、元ヤクルトの父・博文氏が現役時代に登場曲にしていた「アース・ウインド&ファイアー」の「レッツ・グルーヴ」で入り、初球をフルスイング。2球目の外角球を打ちに行ったが、二ゴロだった。

 オープン戦16試合で53打数23安打、打率・434。ドラフト入団の選手では14年の井上(ロッテ)以来、10年ぶり2人目の「新人首位打者」を獲得した。

 56打席で12球団最多の23安打を積み上げ、3割打者さえいない中での4割超えをマーク。安打数、出塁率、長打率、OPS(長打率+出塁率)と5部門で12球団トップをたたき出し、三浦大輔監督はオープン戦最終戦直後に「度会は1番でいきます」と明言していた。

 09年の松本啓二朗以来、球団では15年ぶりとなる新人の1番打者としてデビューを果たした。また、同じくドラフト4位のルーキー・石上(東洋大)も「7番・遊撃」で開幕スタメンに名を連ねた。

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