大船渡コールド発進 ロッテ・佐々木朗希の弟・怜希は投打で躍動 自己最速143キロもマーク

[ 2023年7月17日 13:07 ]

第105回全国高校野球選手権岩手大会2回戦   大船渡7―0盛岡農 ( 2023年7月17日    きたぎんボールパーク )

<盛岡農・大船渡>試合に勝利し,校歌斉唱する佐々木怜(左から4人目)ら大船渡ナイン(撮影・木村 揚輔) 
Photo By スポニチ

 大船渡はロッテ・佐々木朗希の弟・怜希投手(3年)の投打に渡る活躍もあり7回コールド勝ち。佐々木は「まず1勝できてほっとしています」と振り返った。

 快速を飛ばしてチームに勢いをもたらした。

 佐々木は4回先頭で打席に立つと、外角高めに浮いてきた直球をうまく右中間へ。50メートル走6秒2の快足を飛ばして迷わず二塁打としてみせた。その後、2死一、三塁となると6番打者の初球に一塁走者がスタート。「実はサインを見ていなくて…」と苦笑いを浮かべたが、捕手からの送球が投手の頭上を越えた瞬間にスタート。再び快足を飛ばして先制のホームを踏み、コールド勝ちへの流れをつくった。

 7回には3番手としてマウンドへ。これまでの最速を4キロ更新した143キロの直球を続けて無失点。「四球を出してしまい不甲斐ないピッチングでした」と振り返ったが、1安打1四球で最後を締めた。目標はあくまでも春夏連続出場した84年以来、39年ぶりの甲子園出場。ようやく始まった夏を「次も勝って、勝って勝って甲子園行けるように頑張りたいです」と見据えた。(村井 樹)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月17日のニュース