巨人・原監督「どんな投手でも初回に6点はないでしょう」 1/3回6失点KOの菅野におかんむり

[ 2023年7月17日 22:51 ]

セ・リーグ   巨人10―11ヤクルト ( 2023年7月17日    神宮 )

<ヤ・巨>初回途中、菅野は原監督(右)から降板を告げられる(撮影・西川祐介)
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 巨人は両軍合わせて30安打21得点というヤクルトとの壮絶な打ち合いに敗れ、4月以来3カ月ぶり今季2度目の5連敗。借金2で球宴前の前半戦を終えた。

 借金5だった昨季に続き、原監督政権下では初の2年連続借金ターン。同一カード3連敗は4月の広島戦、5月の中日戦、阪神戦に続いて今季4度目で、いずれも敵地となっている。

 7回零封好投で2勝目を挙げた8日のDeNA戦(東京D)から中8日で先発した菅野が初回に2本塁打を含む6安打を浴び、自己最短の1/3回で6失点KO。波乱のスタートとなったが、ここから壮絶な打ち合い。最後は10―10で迎えた延長10回に、前の回からイニングまたぎとなった中川が武岡にサヨナラ打された。中川は16試合ぶりの失点で、今季初黒星となっている。

 試合後、原辰徳監督(64)との主なやりとりは以下の通り。

 ――打線が粘った。

 「重い点数にはなったね」

 ――菅野が6失点。らしくなかった。

 「どんな投手でも初回に6点はないでしょう」

 ――打線はつながった。

 「だいぶ粘ったのはありましたね」

 ――前半戦終わり。

 「もう一回、いいところは伸ばしてね。直せるところはまた訂正しながらね。時間を有効に使う」

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