巨人ウォーカーが2点適時打、同点に「とても興奮しているよ」 0―6→7―6→7―10→10―10

[ 2023年7月17日 21:34 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年7月17日    神宮 )

<ヤ・巨>7回、ウォーカーが同点適時二塁打を放つ(撮影・村上 大輔)
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(31)が壮絶な打ち合いとなったヤクルト戦(神宮)で10―10の同点に追いつく貴重な2点適時打を放った。

 「2番・左翼」に入って先発出場。8―10で迎えた7回だった。1死満塁で入った第5打席。前の回からイニングまたぎとなった相手5番手右腕・木沢が1ボール2ストライクから投じた4球目シュートを中前に弾き返し、同点の走者2人を本塁へ迎え入れた。

 大盛り上がりのベンチ。ウォーカーは何度も雄叫びをあげ、大きなガッツポーズを見せて喜びを爆発させた。

 巨人は先発右腕・菅野が初回に1死しか取れず、2本塁打を含む6安打を浴びて6失点KO。菅野にとってプロ11年目で自己最短の1/3回KOとなったが、そこから壮絶な打ち合いとなった。

 3回に6―6の同点とし、4回には岡本和の犠飛で7―6とついに逆転。だが、追いついた直後のその裏、初回に2ランしている内山に満塁弾を打たれて7―10とされた。それでも直後の5回、門脇のプロ2号ソロで8―10。そして、ウォーカーに出た同点打だった。

 ウォーカーは今月6日に出場選手登録抹消となっていたが、前日16日に最短で再登録され、同日のヤクルト戦で「5番・左翼」に入って即先発出場。4回の第2打席で右中間を割る長打を放ち、好走塁で三塁打に。この時、豪快なヘッドスライディングでベンチとスタンドを沸かせていたが、6回の第3打席でも敵失で出塁すると豪快なヘッドスライディングで今季初盗塁を決め、再び盛り上げていた。

 ▼ウォーカー 打ったのはシュートです。追い込まれていたので、センター方向に食らいついていきました。再度、同点に追いつくことができてとても興奮しているよ。

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