全国屈指の激戦区に新星!神戸第一のエース・日浦が完璧救援「失点0は意識している」

[ 2023年7月17日 15:48 ]

第105回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦   神戸第一2―0兵庫工 ( 2023年7月17日    ほっともっとフィールド神戸 )

<神戸第一・兵庫工>2回途中から2番手で登板した神戸第一・日浦 (撮影・亀井 直樹)
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 初の甲子園初出場を目指す神戸第一に「ドクター0(ゼロ)」が出現した。エース右腕の日浦颯斗(3年)が2回2死一、二塁から救援登板。ピンチを脱すると、3回以降は三塁を踏ませず7回1/3を4安打無失点の完璧投球で4回戦進出に導いた。

 「制球がばらついていたが、うまくアウトを取って修正していけた」

 最速145キロを誇る真っすぐにスライダー、フォークなど多彩な変化球を織り交ぜて最後まで的を絞らせなかった。

 1年秋に股関節を手術。リハビリ期間における体幹トレーニングや肩回りを含めた上半身の強化が、股関節の可動域が広がったことで投球フォームが良くなるなど相乗効果を生んだ。

 3安打10奪三振で完封勝利をあげた14日の2回戦・尼崎双星戦から中2日での登板も「スタミナには自信がある」と難なくクリア。今夏2試合で16回1/3を投げ1点も取られていない。

 「失点0は意識している。兵庫No.1投手を目指していく」

 激戦区・兵庫に出現した超新星が、さらに輝きを増していく。

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