西武・松井監督　スタメン起用応えた平沼弾に「まさかでしたね（笑）」

パ・リーグ   西武7ー2日本ハム （ 2023年7月17日    ベルーナD ）

＜西・日＞6回、ソロ本塁打の平沼を笑顔で迎える松井監督　（撮影・白鳥　佳樹）
Photo By スポニチ

　西武は17日、本拠地・ベルーナドームで日本ハムと対戦し7―2の逆転勝利で前半戦を6連勝で締めた。

　最高の形で前半戦を締めた。2点を追う2回に2年ぶり4番を務めた栗山が3号ソロ。さらに平沼、蛭間の適時打でこの回一挙4点を奪って鮮やかに逆転。さらに6回に平沼、7回に外崎、マキノンがソロ本塁打を放って勝負を決めた。

　先発した隅田も初回に2失点したものの、2回以降は日本ハム打線を圧倒。6回を投げてプロ入り後初の2桁となる12三振を奪った。投打がかみ合ったチームは6連勝となった。

　松井監督の一問一答は以下の通り。

　――2回に逆転劇。

　先制された中で栗山のあそこの一発から本当に流れが変わったと思うし。初球を本当に見事だったと思います。あそこの1点は本当にチームにとって大きかったと思います。

　――ここぞで頼りになる。

　本当に頼りになる中、結果も含めてですけど、それ以上のものを出してくれていますから。そういう意味では若い選手にとってもいい姿を見せてくれていると思います。

　――平沼、蛭間もスタメン起用応えた。

　なかなか出番も少ない中で、あそこでしっかりと結果を出す。それだけの準備をしてくれている結果がこうつながっていると思いますので、そういう意味ではあそこの4点もそうですけど、試合がこうちょっと、なかなか点が入らない中であそこの平沼のホームランが本当に大きかったと思うし、まさかでしたね（笑）

　――外崎、マキノンが2者連続アーチ。

　あそこの追加点はやっぱり平沼のあそこのホームランの流れもあるでしょうし、あそこで2点入ったのは大きかったですね。その前に7回のあそこで佐々木、水上がしっかりと断ち切ってくれたのが次の攻撃の流れになったかなと思いますね。

　――隅田の投球。

　初回点は取られたんですけど、ちょっと慎重に入りすぎたんじゃないかと感じました。取られてからは本当に粘り強く投げてくれたと思うし。あそこから逆転できたのは良かったんじゃないかと思います。

　――前半戦終えて。

　もちろん順位等も含めて思うところは多々ありますけど、こうして最後のところで6連勝という、きょうなんて本当にいい勝ち方できたと思うし。一つの区切りとしては後半戦にいい形で入っていけるように。残り60試合ですから、そこはまた一試合一試合しっかり戦っていきたいと思います。