阪神・中野 美技連発で緊迫の試合展開を演出 「まずは守りからというところが、大事」

[ 2023年7月17日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神0―3中日 ( 2023年7月16日    甲子園 )

<神・中> 5回無死、中野はビシエドの打球をジャンピングキャッチ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・中野の美技連発が、9回まで緊迫する試合展開を演出した。

 「ダブルプレーを取るならグラブトスしかないという判断」

 3点ビハインドで迎えた8回無死一塁。二遊間に飛んだ2番・岡林のゴロをバックハンドで捕球すると、二塁ベース上に絶妙な高さとタイミングのトスを上げた。遊撃・木浪が一塁へ転送し、鮮やかな併殺を完成させた。直前の7回1死二、三塁のピンチでも、二塁後方に上がった溝脇の打球を前進守備を敷いた位置から背走しポケットキャッチ。このプレーに聖地は沸いた。

 リーグでは中日・岡林と並びフルイニング出場を続ける。「まずは守りからというところが、大事だと思ってやっている。守りで崩れるようなことがあれば、自分自身もガタッといってしまう」。この言葉を胸に刻み、シーズンを駆け抜ける。

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