侍ヌートバー来日 10歳からの夢…「母方の家族の誇りを背負い」 日本語も披露「ガンバレガンバレ!」

[ 2023年3月2日 07:13 ]

羽田空港に到着したヌートバー(撮影・小海途 良幹)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンのラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)が2日早朝の航空機で羽田空港に到着した。本日中に名古屋入りして侍ジャパンに合流する。

 報道陣やファンが待ち受ける中、午前6時19分、キャップを被り、グレーと黒のスエット姿で到着ロビーに姿を現したヌートバーは一緒に写ろうとするファンの自撮りに付き合う場面も。長旅の疲れも見せず、「チームに合流するのが楽しみ。日本にタッチダウンする、着陸することが楽しみだった」と笑顔で話した。

 ヌートバーとの主な一問一答は以下の通り。

 ――今の気持ちは。
 「多分、全ての感情が入っている。緊張もしていますし、楽しみでもあります。日本を背負って戦うことも楽しみですし、日本を代表する選手たちと一緒にプレーすることを非常に楽しみにしています」。

 ――きょうはどんな日。
 「ずっと楽しみにしていたこと。10歳から代表入りしたいという夢をかなえたかったので、母方の家族の誇りを背負っていきたい」。

 ――状態はどうか。
 「本当に最高です。キャンプという時期は攻撃の面でも守備の面でも自分の中で調整する時間でもあるので、最高の状態で日本にたどり着くことができた。自分にとっても良かったと思います」。

 ――大谷選手が昨日、羽田に到着した。
 「一緒にプレーできることが楽しみ。現代のベーブルースということで間違いないので、オフェンスの意味でも、すべてプロとしても、選手としても自分が学べる部分があると思う。最前列で姿を見られることを非常に楽しみにしています」。

 ――優勝へ。
 「全力プレー。攻撃の面でも守備の面でも全力プレ―するしかないので、その中でも翔平みたいな選手をサポートしながら自分の中では優勝しかないと思っている。全力プレーをしながら優勝を目指す」。

 ――日本のファンへ日本語で。
 「オーーーウ!…ヨロシクオネガイシマス、アンド…オハヨウゴザイマス(笑顔)。ガンバレガンバレ!」

 ――鈴木誠也がヌートバーをよろしくと大谷に言っていた。
 「鈴木選手が大谷にもメッセージを送ってくれたのは知っている。大谷サイドとはまだしゃべってないんですけど、誠也とはこの1週間、ずっと話していて、人柄の良さも出ていますし、誠也が大会に出ていないですけど、ずっと連絡を取りあいながらまだサポートしてくれると言っている。人柄の良さが出ていると思う。いまでも頼りにしています」。

 ――日本野球のイメージ。
 「前は投手中心だったと思うんですけど、いまは変わってきている。バッターとしてもメジャーで通じるバッターが多いので、メジャーと同等のレベル」。

 「アリガトゴザイマース」 

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