【侍ジャパン】ダルビッシュ 竜・岡林への死球に「対戦を楽しみにしていた」「動揺してしまった」

[ 2023年3月2日 17:36 ]

<侍ジャパン練習>中日との合同練習で1イニング目に岡林に死球を与え、顔をしかめるダルビッシュ(撮影・平嶋 理子)
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 WBCに出場する侍ジャパンは2日、バンテリンドームで中日と合同練習。ダルビッシュ有(パドレス)は中日打線に3イニング分、計50球を投げ、安打性の打球は3本だった。

 「今日、実質的に初めて試合っぽい試合だったので、最初はちょっと変な感じはしましたけど最後の方はちょっとずつ良い球も出てきた」

 1イニング目、先頭・岡林に死球。「いきなり岡林選手にデッドボールを当ててしまって、自分もすごく対戦を楽しみにしていた選手だったので、中日さんの状況を考えると、動揺してしまった」と振り返ったように続く大島を内野ゴロに打ち取ったもののカリステを四球で歩かせるなど制球に苦しみ、ビシエド、アキーノには適時打を浴びた。

 それでも「徐々に感覚は出てきた」と振り返るように2イニング目からはきっちり修正。「最後の回あたりは段々、真っ直ぐが指についてきた。右打者に良いカーブ投げられましたし、左打者にもカーブだったり、スライダーに依存しないで最後は投げられたので良かった」とうなずき、最後の打者となったカリステを空振り三振に取った場面は「スプリットだったんですけど、練習してて右の内側に入っていくスプリットを投げたかった。すごくいいスプリット投げられた」と好感触を口にした。

 その上で、この日の合同練習を振り返り「中日ドラゴンズさんが手伝ってくださってる。敵という感じでなくて若干投げずらい部分はあった」と協力してくれた中日への感謝の言葉も忘れなかった。

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