侍・村上 4番任せろ142スイング中16発 誠也のためにも「優勝して一緒に喜べるよう頑張りたい」

[ 2023年3月2日 05:05 ]

打撃練習をする村上(撮影・平嶋 理子)
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 村上は山川、牧、源田と同組でのフリー打撃で約1時間の「特打」を敢行した。142スイングで16本の柵越え。「久しぶりのドーム。感覚をいろいろ確かめながら。いい練習ができた」。WBC開幕前の実戦は残り4試合。「投手との感覚。しっかりすり合わせながらやっていければ」と力を込めた。

 無念の辞退となった鈴木の思いも背負う。連絡を取った村上は「頑張れよ」と激励されたという。21年夏の東京五輪では鈴木が4番。今大会では村上が4番を任される。「誠也さんは日本のためにと思って常にやっていた。今回も凄い熱い気持ちがあったと思う」。そんな鈴木の分も――。

 「凄く残念。誠也さんが一番悔しいと思う。相当悔しがっていた。応援してくれると思うので、優勝して一緒に喜べるよう頑張りたい」と誓いを新たにした。(鈴木 勝巳)

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2023年3月2日のニュース