アスレチックス藤浪、初登板前は「ランチミーティング」 息が合う女房役は19年ドラ1のエリート捕手

[ 2023年3月2日 08:03 ]

藤浪とバッテリーを組んだシェイ・ランゲリアーズ捕手(AP)
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 初登板で好投したアスレチックス藤浪晋太郎投手(28)。バッテリーを組んだシェイ・ランゲリアーズ捕手(25)が登板前は仲良く一緒にランチを取って、打者をどう討ち取るか打ち合わせたそうだ。大リーグ公式サイトが1日(日本時間2日)に報じている。

 「よりたくさん受けて一緒にプレーすれば、フジと息があってくるし、同じ考え方で打者を攻められる。今日はスムーズにできた。初回は凄く調子が良くて、狙い通りに投げていた。2イニング目は力んだけど、持っている球はとてもいいから、リラックスして投げれば良いだけ」と話し、91マイルから92マイルのスプリットを「NASTY(えぐい)」と高評価した。

 右投げ右打ち、183センチ、92キロのランゲリアーズは、エリート選手でスター候補だ。オレゴン州ポートランド出身。テキサス州のベイラー大でプレーし、19年のドラフト一巡目(全体9番目)でブレーブスが指名、契約金400万ドルで入団した。20年は新型コロナでマイナーのシーズンがキャンセルされたが、21年は主に2Aでプレーし、97試合で打率・256、22本塁打の活躍、ブレーブスのマイナーの年間最優秀選手となった。

 22年の3月、マット・オルソン一塁手とのトレードでアスレチックスに移籍。3Aで92試合にプレー、打率・283、19本塁打の好成績。オールスターのフューチャーゲームに選ばれ、本塁打をかっ飛ばしMVPを獲得した。8月16日にレンジャーズ戦でメジャーデビュー。2回先頭、メジャー初打席の対戦相手は有原航平投手でレフト線へ二塁打を放っている。昨季はメジャーで40試合に出場、打率・218、6本塁打だった。

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