【侍ジャパン】近藤健介「来る時からいろいろと想像してた」守備位置、打順こだわりなし“何でも侍”になる

[ 2023年3月2日 20:22 ]

<侍ジャパン練習>中日との合同練習で右飛を処理する近藤(撮影・会津 智海)
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 WBCに出場する侍ジャパンは2日、バンテリンドームで中日と合同練習を行った。近藤健介(ソフトバンク)は打撃でも守備でもどんな役割もいとわないことを誓った。

 この日の守備練習、近藤は中堅、右翼どちらも守備につき、打球を追った。「自分の中でどっち守ってもいい準備はしていきたい。両サイドを誰が守るか分からないですし、コミュニケーションもより大事になってくるので、そういうところは大事にしていきたいと思います」とした。

 正右翼手として期待されていた鈴木誠也が左脇腹を痛め出場を辞退。自身に求められる役割はより一層、多岐にわたる。それだけに「来る時からいろいろと、想像もしてましたし、(想像というのは)ケガというよりもいろいろな場所を守ったり、いろいろな打順を打ったり代打だったり、そういうところをイメージしながら入ってきましたので、そこの意味では戸惑いはなく、試合に出るというところで出ることがあればしっかりと、自分の準備をまずやっていければ」と守備位置、打順、先発か代打かすべてにおいてイメージをふくらませ、想定して準備していると明かした。

 この日は普段、対戦する機械の少ない中日投手と対戦。WBCも同様に初見の投手と対戦することになる。「やっぱり、今日はセ・リーグというのもあったので、ちょっと受け身になった部分でさされてた」と反省し「先発・福谷投手もボールに対するイメージがあまりなかった。この前、ソフトバンクは今までずっとやってたので、ある程度イメージできましたけど、今日はイメージない中で打席になったので、少し受け身というかさされる場面が多かったので、そこはしっかりスイングをできる準備を初球からしないといけない」と居残り練習でもバットを振り込み、調整に余念がなかった。
 

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2023年3月2日のニュース