西武・光成　開幕“前哨戦”で上々3回零封　新フォームも順調

練習試合   西武1－2オリックス （ 2023年3月1日    SOKKEN ）

＜オ・西＞3回無失点の安定した投球を見せた高橋（撮影・井垣　忠夫）
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　開幕投手の西武・高橋が初の対外試合となるオリックス戦に先発。3回1安打無失点と上々の仕上がりをみせた。

　開幕カードの相手で前哨戦とも言える登板。主力が並んだ打線に全34球中20球が直球と力で押した。初回1死一塁では、昨年まで女房役だった森を145キロ直球で二ゴロ併殺。3回の2打席目はこの日最速の151キロをマークし、最後は148キロ直球で一ゴロに抑えた。対戦後はベンチ裏で対面。「にやにやしすぎって怒られたので次は笑わないで投げたい」とおどけた。2回は新助っ人のシュウィンデル、主砲の杉本に全て直球で遊ゴロ（記録は失策）と中飛。「昨シーズン中にはなかった攻め。いろいろな引き出しを持っていた方がいい」。昨季の初球直球の割合は35・4％だったが、この日は打者12人中9人で75％となった。

　左足をがに股のように上げる新フォームも順調。「ボールに力強さもあったので、良かった。これからは打者の駆け引きをやっていきたい」と31日の開幕戦へ、ギアを上げていく。（福井　亮太）