日本や韓国相手に番狂わせなるか? 豪州代表に合流するアストロズのコリンズコーチ

[ 2023年3月2日 09:17 ]

 世界一となったアストロズで捕手担当のマイケル・コリンズコーチ(37)はオーストラリアの首都キャンベラ出身。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)豪州代表の常連で、選手で2度、コーチとしては3度目になる。まもなくフロリダのキャンプ地を離れ、3月4日に日本にいる代表メンバーに合流する。今回の役割は一塁ベースコーチだ。大リーグ公式サイトが1日(日本時間2日)に報じた。

 アストロズは今季もメジャーの優勝候補筆頭だが、豪州代表は反対にプールBのアンダードッグ。勝ち進むのは日本や韓国と予測されている。「頭にあるのは良い野球をすること。短いトーナメントだし、大事なのは、その日にどっちが良いプレーができるか。どのチームにも勝つチャンスはある。確率は低いかもしれないけど、1試合1試合しっかり戦って、全てを出し切って、9回が終わった時にどうなっているかだ」と意気込んだ。

 オーストラリアの過去最高の戦績は17年大会で9位だった。コリンズは16歳のときにエンゼルスと契約、捕手と一塁手で10年間マイナーでプレーし、10年、20代のうちに選手を引退した。その前はパドレスに7年間在籍して、マイナー監督などを務め、アストロズでは今年が5年目、2年間ブルペン捕手を務めた後、コーチとして3年目になる。オーストラリアのリーグで故郷キャンベラのチームを優勝に導いたこともある。「メンバーは既に日本に集まっている。オーストラリアのシーズンが終わってから一緒に練習してWBCに備えてきた」。虎視眈々と番狂わせを狙う。

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2023年3月2日のニュース