日大三 12点で4年ぶり王手!1打点寒川主将 兄が出た聖地へあと1勝

[ 2022年7月30日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権西東京大会準決勝   日大三12ー1都富士森 ( 2022年7月29日    神宮 )

<日大三・都富士森>初回、適時打を放つ日大三・寒川(撮影・島崎 忠彦)
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 日大三は初回から8安打10得点の猛攻。試合の主導権を握って都富士森に12―1で5回コールド勝ちし、甲子園で4強入りした18年以来、4年ぶりの決勝進出を決めた。

 低く鋭い打球を連発して本塁打はゼロ。春夏合わせ甲子園通算37勝の名将・小倉全由監督は「初回にみんながつないでくれて楽になれました。“大きいのはいらないからつないでいこうよ”と言っていた」と目を細めた。

 「8番・二塁」の寒川忠主将(3年)は1安打1打点で貢献。「自分たちが打てない時はフライアウトが多い。自分たちの力を100%出すことを意識していた」と集中打を振り返り、「2回以降になかなか点が取れなかったことが反省点です」と引き締めた。

 31日の決勝に向けて「良い打撃ができるように練習したい」。5学年上の兄・豪(たける)さんが17年夏に神戸国際大付(兵庫)で遊撃手としてかなえた甲子園出場。追い続けた背中まであと1勝だ。

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2022年7月30日のニュース