ENEOS大久保監督「早寝早起き朝ご飯」でチーム再建 決勝12戦12勝不敗神話も継続

[ 2022年7月30日 04:30 ]

第93回都市対抗野球決勝   ENEOS5─4東京ガス ( 2022年7月29日    東京D )

ナインから胴上げされる大久保監督(撮影・会津 智海)
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 ENEOSの大久保監督は選手とのハイタッチを我慢しつつ、歓喜に浸った。19年12月、5年ぶりに古巣の指揮官に復帰。4年連続予選落ちでチーム存続の危機が叫ばれ、過去3度の都市対抗制覇の実績から再建を請われた。

 キーワードは高校生のような「早寝早起き朝ご飯」だった。ダラダラとする選手を見て雷を落とした。「勝ててないのに私生活どうなの?とね」。その後コロナ下での自粛期間も重なり、選手は自然とトレーニング室で過ごす時間が増えた。

 緩んでいた気持ちに「自覚が芽生えていった」という。これで決勝進出12度目で、全て優勝という不敗神話も継続。「歴代の先輩方のおかげです」。平松政次氏(元大洋)らOBに改めて頭を下げた。

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2022年7月30日のニュース