ENEOS優勝に…大久保監督の教え子、ヤクルト木沢も祝福 都市対抗野球

[ 2022年7月30日 10:56 ]

ヤクルトの木沢
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 第93回都市対抗野球は29日、ENEOS(横浜市)が史上最多、12度目の優勝で幕を閉じた。2019年12月、古巣に復帰した大久保秀昭監督(53)にとっても指導者として最多、4度目の頂点となった。

 大久保監督が慶大野球部を指揮した当時、エースとして東京六大学リーグを沸かせたヤクルト・木沢尚文投手(24)が、恩師の偉業を祝福した。「皆様、12回目の都市対抗野球大会の優勝おめでとうございます」と切り出すと、VTRに映し出された試合後のお立ち台に、2年前を思い浮かべたという。

 「大久保監督が優勝インタビューの際“ミラクル”という言葉をしきりに使われていたことが印象的でした。僕自身、大久保監督の元で3年間プレーさせていただきましたが“泥臭く目の前の一投一打に全力をささげる、その積み重ねがミラクルを生む”と仰っていたことを思い出しました。ENEOS野球部の1球に懸ける執念は、画面越しにも伝わる迫力でした。また僕自身としても、大学野球生活での泥臭く勝利のために戦う姿勢が、今もなおマウンド上での心持ちの原点となっています」

 ヤクルト入団2年目の木沢は中継ぎとして32試合に登板し5勝(2敗)をマーク。29日の阪神戦も3番手で登場した。

 ちなみに前夜の都市対抗決勝・東京ガス戦に先発した関根智輝投手(23)、同全5試合に「9番・遊撃」で出場した瀬戸西純内野手(23)は慶大在学時のチームメートに当たる。 

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2022年7月30日のニュース