ヤクルトに暗雲 阪神とのゲーム差が26日間で17→9に 村上34号も空砲 最大28あった貯金も20

[ 2022年7月30日 21:16 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―7阪神 ( 2022年7月30日    甲子園 )

<神・ヤ>6回、左越え2ランを放ち、ナインに迎えられる村上(撮影・坂田 高浩)
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 ヤクルトは投打で阪神に圧倒され、7失点で2連敗。7月4日時点で当時4位の阪神に最大17ゲーム差をつけていたが、2位・阪神とはついに1桁の9ゲーム差となった。

 3回までの投手戦が一転、中盤に喫した大量失点が勝負を分けた。3回まで阪神打線から5三振を奪い無安打に抑えていた先発右腕・小沢が突如崩れたのは4回だった。5安打に3四球も絡んで一挙5点を失い、イニング途中でKO。5回には3番手右腕・大西が先頭の佐藤輝に16号ソロを浴びるなど2点を失って5回で0―7となった。

 7点を追う6回には主砲・村上がバックスクリーン左へ3試合ぶり、後半戦初アーチとなる34号2ラン。阪神戦の連続無得点を24イニングで止め、7回には代打・青木の犠飛でもう1点加えたが、及ばなかった。4回途中5失点KOされた小沢はプロ初黒星となっている。

 なお、ヤクルトの2位チームとのゲーム差は7月4日、巨人との13・5ゲームが最大。この時に最大28あった貯金はこれで20となった。

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