ヤクルト・高津監督 あと1本出ず「どんどん振っていっていい」今が正念場「我慢する時期は続く」

[ 2022年7月30日 23:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―7阪神 ( 2022年7月30日    甲子園 )

<神・ヤ>7回2死満塁、ベンチで浮かない表情の高津監督(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルトは投打で阪神に圧倒され、7失点で2連敗。7月4日時点で当時4位の阪神に最大17ゲーム差をつけていたが、2位・阪神とは9ゲーム差となった。以下、高津監督と一問一答。

 ――先発・小沢の立ち上がり。
 「よかったと思う。いろんな球で空振りもとれたし、ストライク先行ですごい攻める姿勢があって、立ち上がりに関してはすごくよかったかなと思います」

 ――4回に突如崩れた。
 「先発と、2軍でずっとリリーフをやっていたところの違いかなと思います。60球、70球ぐらいでひと山が来るのかなと思っています」

 ――前日の小川も4回で降板。代えるタイミングは難しかった
 「今日はちょっと難しかったね。もう1点、もう2点防げたのかなと思うと、僕自身も少し反省しています」

 ――打線は3、4回に好機を作ったがあと1本が出なかった。
 「得点圏のバッティングがタイガースとちょっと違いがあったかなと思います。もちろんね、打とうと思って頑張ってはいるんだと思うけれども、もっと積極的にどんどん振っていっていいのかなと」

 ――村上の本塁打。
 「よく押し込んだ彼らしい当たりでしたね。いいバッティングだったと思います」

 ――甲子園でも一振りで得点できる。
 「できれば早い回にね。まあムネのホームランだけじゃなくてね。先に点を取ってというところが基本だと思うので。それを目指して明日も頑張りたいなと思います」

 ――コロナに感染していた田口、清水が復帰登板。青木も守備についた。
 「塩見にしても、哲人にしても、ムーチョにしても。きょうノリが出たけど。ピッチャーにしても。そんな簡単じゃないね。あれだけ休んでゲームに出るというのはね。よく頑張ったと思います」

 ――もう一回体を作り直す。
 「間違いなく落ちていると思います。個人の力、チーム力というのは、明らかに7月の8日、9日から変わっていると思います」

 ――正念場。
 「当分我慢する時期は続くのかなと。しっかり選手の体調を見ながら、個々の状態を上げてもらうことと、僕はチームをどうやって勝たせるか、どうやってチーム状態をあげていくかというところはしっかり見ていかないと。しんどい中よく頑張っているけどね。いろいろ考えながらまたやっていきたいなと思いますね」

 ――調整が難しい。
 「やっぱりシーズン中にまったく10日間動けなかった人たちがこうやって帰ってきて、さあいきなりできるかといったら、そんな簡単なものじゃない。時間もかかると思うし。それが今だと思うし。まあ、踏ん張りどころだね。踏ん張りどころだし、これ以上頑張れとも言えないけど、なんとか状態が上がるようにいろいろ考えていきたいと思います」

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2022年7月30日のニュース