楽天・マー君 真喜志監督代行に“初白星”届けた!7回無失点の好投で6勝目 貯金消滅の危機回避

[ 2022年7月30日 21:12 ]

パ・リーグ   楽天7―0日本ハム ( 2022年7月30日    楽天生命 )

<楽・日>7回を終えた田中将はナインを激励する(撮影・西川祐介)
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 楽天は日本ハムに7―0と快勝。3月27日以来の勝率5割となる“危機”を回避し、貯金を再び2に戻した。先発の田中将大投手(33)は7回5安打無失点の好投で6勝目。石井監督不在のアクシデントで急きょ指揮を執ることになったヘッドコーチの真喜志監督代行に“初白星”をプレゼントした。

 チームは石井監督が29日に新型コロナウイルス感染症陽性判定があった球団職員と接触があり無症状で発熱はないが、念のため自主隔離することを発表。この日は真喜志ヘッドコーチが急きょ監督代行として指揮することになった。

 打線は初回、2死一塁から島内が左線への適時二塁打を放ち1点を先制。2回には2死一、二塁から西川が右前適時打で1点を追加。西川は4回にも中前適時打を放ち、熱投を続ける田中将を援護した。

 先発の田中将は4回、2死一、三塁とピンチを迎えるも清宮をこの日最速となる151キロの速球で空振り三振。5回にも2死二、三塁のピンチから今川を139キロのスライダーで空振り三振に仕留めスコアボードにゼロを並べた。

 打線は7回にも追加点。浅村が右中間スタンドに飛び込む18号ソロを放つと、2死一塁から辰己の中前打を中堅・万波が後逸している間に一走の鈴木大が一気に本塁へ生還。続く炭谷にも右前適時打が飛び出し、この回計3点を加えた。

 田中将は7回111球、打者26人に対し被安打5、奪三振7、与四球1の無失点という内容で降板。8回は2番手の西口が無失点。9回は3番手の酒居が締めた。

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