DeNAが妙策!育成・平良&宮城を「ダブル支配下登録」へ

[ 2022年7月30日 01:45 ]

DeNA・平良(21年撮影)
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 DeNAの育成選手、平良拳太郎投手(27)と宮城滝太投手(22)が支配下契約を結ぶことが29日、わかった。30日にも球団から発表される。

 番長政権初のCS進出へ。三浦DeNAが妙策に打って出た。「ダブル支配下登録」だ。

 平良は17年に巨人にFA移籍した山口の人的補償で加入。昨季も開幕先発陣入りしたが、同年6月に右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。

 その後同オフに育成選手契約となるも、リハビリを経て戦力として支配下契約することが可能と判断。現在、新型コロナウイルス陽性判定を受け療養中だが、それでもチームは右サイド腕の過去の実績を考慮して後半戦の武器として欲した。

 宮城は、18年育成ドラフト1位で滋賀学園から入団。右上手の本格派右腕で、20年にはイースタン・リーグで最多勝(5勝)も受賞したが、昨年11月に右肘をクリーニング手術。オフに自由契約となり、再度の育成選手契約を結んでいた。

 チームは現在4位で後半戦のCS争いに向け先発、救援と投手力強化が急務。17日には新外国人としてロバート・ガゼルマン投手を獲得。28日には、楽天からトレードで森原康平投手を獲得している。

 そして“再登録”平良と、“育成4年目”宮城の補強期限締め切り直前「ダブル登録」。盤石の投手陣を構築し後半戦のスパートを狙う番長に、両腕の昇格は大きな朗報となる。
 

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