ペイペイDで珍エンタイトルツーベース　フェンスを直撃したボールはどこに行った？

パ・リーグ   ソフトバンク―西武 （ 2022年7月30日    ペイペイD ）

＜ソ・西＞3回、二塁打を放つ愛斗（撮影・岡田　丈靖）　　　　　　　　　　
Photo By スポニチ

　ソフトバンクの本拠地・ペイペイドームで超珍しいエンタイトルツーベースが起こった。

　3回1死一塁で西武・愛斗が、ソフトバンク・大関から放った打球が右中間へ飛んだ。ボールはラバーフェンスと、その上の金網のつなぎめ部分を直撃し、グラウンドに跳ね返ることなくつなぎ目の細い隙間を通り抜けて、スタンド側に入った。西武の愛斗は三塁付近まで、一塁走者だった呉念庭（ウーネンティン）は本塁付近まで激走したが、二、三塁からプレーが再開された。

　同球場では外野でバウンドした打球がフィールドシートに入るエンタイトルツーベースはまれにあるが、この日は珍しい形の二塁打となった。なお、4―0とリードする西武は、後続が凡退して追加点は奪えなかった。