球団通算5500勝に阪神・矢野監督「節目に監督をやらせてもらってありがたい」自身も通算250勝

[ 2022年7月22日 21:57 ]

セ・リーグ   阪神6―3DeNA ( 2022年7月22日    甲子園 )

<神・D>4回 2死一塁 大山の逆転2ランにガッツポーズの矢野監督 (撮影・成瀬 徹)
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 青柳、佐藤輝、大山ら“役者”がそろって大活躍。球団通算5500勝を快勝で飾った阪神・矢野監督は、穏やかな表情で会見場に現れた。

 「節目に監督をやらせてもらってありがたいし、チームが全員でやった1個1個の積み重ねでしか、5500という数字に届いていかないんで。たくさんの先輩と、伝統ある球団で野球をやれているっていう証」

 自身も就任4年目で250勝目。先人たちが築き上げてきた歴史と伝統のある人気球団のちょうど22分の1の白星を挙げた。「そうなんや。それは全然頭になかったけど」と笑ったが、忘れられない1勝となった。

 以下、テレビ会見の一問一答

 ――青柳の投球は
 「すごく良いという感じではないなと思っていましたけど。ちょっと途中、球数増えた。その中でも粘ってくれる、結果的に勝ちを付けるような投球をしてくれた。本当に頼もしく思っています」

 ――6回で交代
 「(2番手の)浜地もこの前、広島でやられましたし、なるべく早い段階でリベンジさせてあげたいなというのもありますし。次の回行っても球数増えるような感じになるかなというところで」

 ――前半戦だけで11勝をどう見るか
 「開幕ちょっと出遅れたんですけど、それを完全に取り返すような、本当に先発投手陣を引っ張っていってくれている。投げる時もそうですけど、ベンチにいる時も声を出してやる先発投手ってそんなにたくさんいないんで。本当に、投げる時もベンチに帰ってきてからもチームを引っ張ってくれています」

 ――打つ方では大山、佐藤輝が本塁打
 「(大山)悠輔も3ボールで一発で仕留めたホームランでしたし。まあ(佐藤)輝も同じような状況で。なかなか最近、ホームランが出てなかったですけど、いいホームランが出て、本人もちょっとほっとしたんじゃないですかね」

 ――ロドリゲスが適時打デビュー
 「すごく落ち着いてボールを見極めながら、状況も考えながら、中身もしっかりしたバッティングだった。後半のラッキーボーイ的存在というか、ウチが上がっていくための存在になってくれればいいなと、そういう感じの良いスタートだったと思います」

 ――今後の起用法は
 「明日はスタメンで行こうかなと思っています」

 ――残り2試合で借金2
 「5割でターンできるチャンスを今日全員でつくれたんで。あと2試合勝って、5割でターンというのはもちろん、全員の目標としてやっていきますし。今日も子どもたち、野球少年が結構来ていたんで、悠輔や輝の豪快なホームランを見せることができた。明日はまた違うスピードのある野球とか、もちろん、明日もまた打ってくれたらうれしいんですけど、みなさんに喜んでもらえるような試合をしていきます」

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2022年7月22日のニュース