能代松陽、11年ぶり4度目聖地も現校名で初! エース三浦「強気」で3失点完投 

[ 2022年7月22日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権秋田大会決勝   能代松陽6-3秋田南 ( 2022年7月21日    秋田県立 )

<能代松陽・秋田南>11年ぶり4度目の優勝を決め歓喜の能代松陽ナイン(撮影・光山 貴大)
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 能代松陽のエース・三浦凌輔(3年)が141球の熱投。6安打3失点の完投で11年ぶり4度目の甲子園に導き「勝っても負けてもこれが最後。強気で投げた」と胸を張った。

 左足を高く上げて膝が胸に付く、往年のノーラン・ライアンのような豪快なフォーム。最速144キロを誇る右腕は秋田中央との準決勝では、疲労もあって6回4失点で降板した。そこから「氷水の風呂に3分入って、それから熱いシャワーを浴びた」と疲労回復に努め、最高の結果を出した。

 前身の能代商時代に3度出場。前回11年は秋田県勢として14年ぶりに初戦突破を果たした。13年に能代北と統合して現校名になってからは初の聖地。工藤明監督は「悲願の“初出場”。甲子園でも堂々と戦ってきたい」と誓った。(鈴木 勝巳)

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2022年7月22日のニュース