日本新薬の4番・浜田 「とにかく強く振る」宮本慎也氏の助言実践!2安打3打点の大暴れで初戦突破導く

[ 2022年7月22日 06:00 ]

第93回都市対抗野球1回戦   日本新薬5―3日立製作所 ( 2022年7月21日    東京D )

<日立製作所・日本新薬>5回、2点適時二塁打を放ちガッツポーズの日本新薬・浜田(撮影・島崎 忠彦)
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 1回戦3試合が行われ、2年ぶり出場の日本新薬(京都市)は4番・浜田竜之祐内野手(29)が2安打3打点の活躍を見せ、日立製作所(日立市)に競り勝った。

 これぞ、4番の働きだった。日本新薬・浜田が2安打3打点で、2本の適時打はいずれも殊勲打。4強入りした一昨年に続いての初戦突破に貢献した。

 「とにかく強く振る。ベストスイングを出し続けよう、と」

 初回に先制の中越え二塁打を放つと、同点に追いつかれた直後の5回は右越えに決勝の2点二塁打。近畿2次予選では1試合平均2・7点だった打線に、活気をもたらした。

 20日に都内で行われた練習を、臨時コーチを務める元ヤクルトの宮本慎也氏が視察。「球の当たり方が以前より良くなっている。とにかく強く振れ」との助言を実践した。同大の後輩である松村聡監督の要請で就任し、今年からは月に1回程度の頻度で指導を受けてきた。浜田は「技術だけでなく人間としていろいろなことを教えてもらっています」と感謝する。

 日本生命との第4代表決定戦でも9回にサヨナラ2ランを放っており、勝負強さが際立つ。前日までに登場していた近畿勢は3チームとも初戦で敗退。苦戦が目立つ中、野球どころの意地を見せる。

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2022年7月22日のニュース