日本航空石川の高校通算53発・内藤 1メートル80、100キロの巨体で4強決める激走

[ 2022年7月22日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権石川大会・準々決勝   日本航空石川2―1金沢市工 ( 2022年7月21日    石川県立 )

<日本航空石川・金沢市工>主将としてチームを鼓舞する日本航空石川・内藤
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 1メートル80、100キロの巨体が、本塁へ躍動した。第1シードの日本航空石川が高校通算53本塁打でプロ注目の内藤鵬(ほう=3年)の激走で決勝点をもぎ取り、4強を決めた。

 同点で迎えた7回1死二塁から暴投の間に本塁突入。「足に自信はないけど、走塁練習はいつも真剣に取り組んできた。大事な場面でそれが発揮できて良かった。ファウルゾーンが広いので狙っていた」と笑顔を見せた。

 入学時の走塁は後ろから数えた方が早かったが、今では「真ん中くらいかな」。中村隆監督も「三塁で止まると思っていた。いい判断でした」と積極走塁に目を細めた。名古屋に住む中国国籍の両親を甲子園に連れて行くのが夢。「ここまで来たら、チームが勝つことが第一」と内藤は気持ちを高めた。(鈴木 光)

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2022年7月22日のニュース