落合博満氏が語る中日の巻き返しに必要なこととは ファンの質問にオレ流回答

[ 2022年7月22日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。動画視聴者への直筆バットプレゼントとともに、その視聴者の質問に応える内容の動画を投稿した。

 中日ファンという親子からは「中日はAクラスに行けるか」という質問が飛んだ。収録は5月31日で、その時点では24勝27敗の4位だった。「あぁ、いける可能性もあるし、ダメな可能性もありますね。ただ、自分のところのチームをどういうふうにしたいのかっていう、守りのチームにしたいのか、打ちたいチームにしたいのかというところをはっきりしないと、どっちつかずになる可能性がある。そこをはっきりした野球の構成を組み立てるというかな」と浮上するための要因を挙げた。

 中日監督としての2004年からの8年間で4度のリーグ優勝、日本一1度、すべてAクラスというチームをつくり上げた落合氏。「俺がやっている時っていうのは、バッターは打たないもんだということで野球を突き進めてたんで。バッティングは水物ってよく言うようにね。ボーンと打った日もあれば、もうクシュッと打てない日もある」と投手力、守備力を中心としたチームをつくり上げたことを挙げ「うち(のチーム)はどういう戦い方をするんだっていうのを明確に選手に浸透させれば、Aクラスっていう可能性はあるだろうと思います」と語った。

 中日は7月21日終了時点で89試合を終え38勝50敗1分けで最下位に沈んでいるものの、3位の広島とは5.5ゲーム差となっている。

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2022年7月22日のニュース