兄はロッテ朗希 大船渡の佐々木怜希が初戦敗退「夏だけ違う雰囲気」 27球ノースイングで5四球

[ 2022年7月9日 16:38 ]

第104回全国高校野球選手権岩手大会 1回戦   大船渡5―7花泉 ( 2022年7月9日    岩手県営 )

1番打者として攻撃をけん引した佐々木(中央)(撮影・柳内 遼平)
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 14年以来、8年ぶりにシード権を獲得していた大船渡は1回戦で花泉に5―7で敗れた。

 ロッテ佐々木朗希投手の弟・怜希内野手(2年)は「1番・遊撃」で出場し、5四球で1得点1打点で貢献するも、惜敗を喫し「負けてしまって悔しいなという気持ちです。流れに押されてしまった。1つの流れで雰囲気が変わってプレーのミスが起こる。夏だけ違う雰囲気だなと思いました」と振り返った。

 好球必打を貫いた。5打席計27球をノースイングで見送った。5四球を勝ち取り「自分が打てる球を打とうと思った。ボール球を振らない気持ちで立った。その結果だと思います。1番としての役割を果たせた」と語った。

 最上級生となる新チームに向けて「来年に向けて良い経験ができたと思います。来年も甲子園出場を目標にして一戦一戦頑張っていきたいなと思います」と前を向いた。(柳内 遼平)

 ◇佐々木 怜希(ささき・れいき)2005年(平17)4月25日生まれ、岩手県陸前高田市出身の17歳。小3から猪川野球クラブで野球を始める。大船渡市立第一中では軟式野球部に所属。大船渡では1年秋からベンチ入り。50メートル走6秒5。高校通算2本塁打。好きな選手はオリックス・山本由伸。1メートル78、64キロ。右投げ右打ち。

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2022年7月9日のニュース