大谷翔平 8試合ぶり!今季21度目のマルチ安打 2、4打席目に左前打マーク

[ 2022年7月9日 10:12 ]

ア・リーグ   エンゼルス―オリオールズ ( 2022年7月8日    ボルチモア )

エンゼルス・大谷翔平(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は8日(日本時間9日)、敵地オリオール・パークでのオリオールズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。2、4打席目で安打を放ち、今季21度目のマルチ安打をマークした。

 トラウトが先制3ランを放った直後の3回1死。一変した空気の中でも大谷は冷静だった。先発・ウェルズが投じたスライダーを逆らわずにとらえて左前へ。投打同時出場した6日(同7日)のマーリンズ戦で決勝2点打を放って以来、2試合ぶりの安打でチームの勢いを加速させた。

 1本では終わらない。7回2死からの第4打席、左腕・アキンの投じ内角寄りの投球をまたしても左前へ。6月28日(同29日)のホワイトソックス戦以来8試合ぶり、今季21度目となるマルチ安打を記録した。

 初回1死一塁の第1打席は、二ゴロ。一走・トラウトが二塁でアウトとなり、大谷は一塁に残った。次打者・ウォードの2球目に二盗を企図。アウトの判定に微妙に首を振り、不満げな表情を浮かべた。走塁面では結果を出すことはできなかったが「打」で確実にチームに貢献した。

 この日、オールスターのファン投票最終投票の結果発表がESPNの放送番組内で行われ、ア・リーグのDH部門で選出された。19日(同20日)にドジャースタジアムで行われる“真夏の祭典”に2年連続でスタメン出場することが決定。試合前には「何回選ばれても、やっぱりうれしいのは変わらないかなと思っています」とコメントしていた。

 前日7日(同8日)のオリオールズ戦では3打数無安打。試合前の時点で、通算の打撃成績は81試合で304打数78安打、打率・257、18本塁打、53打点、10盗塁となっていた。

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