オリックス・後藤駿太、中日・石岡諒太とトレード 福良GMエール「環境が変わってチャンスをつかんで」

[ 2022年7月9日 04:45 ]

オリックス・後藤
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 オリックス・後藤駿太外野手(29)と中日・石岡諒太内野手(30)の交換トレードが成立し、8日に両球団から発表された。代打を含めた打線強化がポイントだったオリックスと、外野強化を狙っていた中日の思惑が一致した。

 高い守備力を武器に、ここまで904試合に出場していた後藤は新天地での活躍を誓った。「元気にプレーしている姿を見てもらえることが恩返しだと思って頑張っていきたい」。一方で石岡は7年目の今季はウエスタン・リーグで50試合に出場して打率.335の好成績。「ドラゴンズには感謝しかないです。オリックスでも頑張ります」と意気込んだ。オリックス・福良GMは大阪市内で取材に応じ、「石岡については打つ方を期待して。うちは代打も薄い。駿太は環境が変わってチャンスを、つかんでほしい」と話した。

 ◇後藤 駿太(ごとう・しゅんた)1993年(平5)3月5日生まれ、群馬県出身の29歳。前橋商では「上州のイチロー」と呼ばれ、2年春、3年夏に甲子園出場。10年ドラフト1位でオリックス入団。登録名は「駿太」。11年、高卒新人外野手では52年ぶりの開幕戦スタメン出場。17年オフの結婚発表を機に登録名を本名に変更。1メートル80、83キロ。右投げ左打ち。

 ◇石岡 諒太(いしおか・りょうた)1992年(平4)5月25日生まれ、兵庫県出身の30歳。神戸国際大付、JR東日本を経て15年ドラフト6位で中日入団。16年1月に腰を手術し19年8月も同手術で育成選手契約に。昨年8月、2年ぶりに支配下復帰。通算19試合で打率・250、1打点、本塁打、盗塁ともになし。1メートル88、92キロ。左投げ左打ち。

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