埼玉の野球用品店 修理グラブの持ち主現れる ダルらツイッターで拡散 夏の初戦前日「本当に良かった」

[ 2022年7月9日 18:50 ]

ロクハチ野球工房ツイッター(@68labo)から

 埼玉県戸田市の野球用品専門店「ロクハチ野球工房」が9日、公式ツイッターを更新。修理したグラブの持ち主と連絡がとれずにツイッターで呼びかけていたところ、無事持ち主が現れたことを報告した。

 「キターーーーーー!!チームメイトから『お前のミットSNSに上がってるぞ!!』と言われたみたいです 無事持ち主の元へ手渡す事が出来ました。明日が初戦。13番を背負って1日でも長い夏にして下さい 高校球児を想う皆様のRTに感謝感謝です。本当に有難うございました 本当に良かった…」とつづった。

 同店は7日に「修理依頼をしてくれた高校生 完了したら連絡すると記入してもらった番号に電話したが出ないので留守電とショートメッセージを送った。1週間後に、送信先間違っていませんか?とショートメッセージが届く。この状況が持ち主に届いて欲しい…夏大会前なので、1日でも早く届いて欲しい」とファーストミットの画像を添えて呼びかけると、4000件以上のいいね!とリツイートがつく反響を呼んだ。

 本紙の取材に対し、店長は、6月30日に同店にファーストミットのウェブ部分の修理をして欲しいと高校生から依頼があったとし、夏の大会目前ということもあり「1日でも早く修理を完了しよう」と翌日の7月1日には修理を終わらせた。高校生が記入した電話番号に修理完了を告げる電話をかけたという。

 しかし、電話がつながらなかったため、留守番電話に修理完了の旨を告げ、念のためにショートメッセージでも連絡。ところが、その電話番号の持ち主から「間違いでは」とショートメッセージが返ってきたたため、記入された番号が間違いだとわかり、修理を依頼した高校生の「目に触れたら」とツイッターで情報を発信したという。

 さらに、250万人以上のフォロワーがいるパドレスのダルビッシュ有投手らがリツイートしたことで、一気に情報が拡散。店長は「ここまで広がるとは思ってなかった」と驚きつつも「高校生のことを思って優しい人が多い」と感謝。ダルビッシュも笑顔の絵文字を添えて、持ち主の手元に戻った投稿をリツイートした。

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2022年7月9日のニュース